こんにちは。
一宮・稲沢・北名古屋市開催。動ける体で選手のレベルを上げるサッカースクール、トレ塾です。

うまくなりたいと言いつつも、なかなか自分から練習しない選手がいたとします。

保護者の方は我が子に「うまくなってほしい」と願っているので
なんとか自分で自主トレをしてほしいと願っています。

しかし、どんな仕掛けをしても、やらない人はやりません。

まだそこまで、様々なことが至っていないのです。

自分を律すること、もっとうまくなりたいという感情、負けたくないという感情、やったら上手くなれるという経験など

こういった状況でも無理やりやらせることも可能です。
強引に習慣形成を促し、自分でやるようにすることも可能です。

これが悪いというわけではありません。

しかし、無理して進めたときは何かしらの歪が生じます。
(その歪を認識して受け入れた上でやってみることは大いにありだと思います)

一方、無理やりや強引でなく進めていく場合としては、
教育をしていくことです。

教育というのは価値観を徐々に伝えていくことです。

これはしっかりと順序だって教育していけば、かなりの確率で自主性を出せるようになると言えます。
(それなりに時間はかかります)

しかし、教育をしても、そうならない場合もあります。

これは、本人の精神的な成熟がまだまだそこまで達していなかったり、
感性が違っていたりする場合がそうかと思います。

その場合は、本人の精神的な成熟を待ってあげる必要があります。
待つといってもただ待つだけではなく、他の様々な働きかけをしながらです。

社会を徐々に知ってけば自然と精神的な成熟は進んでいきます。

旅行をしたり、今まで行ったことがないところに食事に言ったり、試合を見に行ったり、いろいろな経験をさせてあげてください。
そしていろいろな話をしてあげてください。

そして少し待ってあげましょう。

人の成長には時間がかかります。

成長したタイミングに合わせてポンッと声をかけてあげたり
背中を教えあげれば、思った以上に
選手はスッと行動するものです。

最後に余談となりますが、
同時に、コーチ自身や周囲の大人、個人個人が、
様々なチャレンジや様々な経験を現在進行形ですることが大切かと思っています。

トレ塾コーチ
サッカー・フットサルトレーナー
梅田卓也