こんにちは。
一宮・稲沢・北名古屋で開催。動ける体で選手のレベルを上げるサッカースクール、トレ塾です。

本当にサッカーが上手く今後も上手くなるだろうなぁと思う選手は、
責任を引き受けている選手という印象があります。

責任を引き受けている選手は、ただ技術があるというだけでなく、

・調子に波がない
・体を張ることができる
・環境が悪くても自分のレベルを落とさない
・相手のレベルが高くても逃げのプレーをしない
・自分の良さを消さず、周囲と調和することができる

こういった点も秀でています。

考えてみると、これは難しいことではありません。
責任を引き受けない人は、いつも自分以外の外に責任があると思っています。

それでは、自分を省みる機会が少なく、
長期的に成長することはできません。

自分の好きなことはやるけど、そうでないことはやりたくない。
自分が調子が良い時は頑張るけど、そうでない時は頑張れない。

そのような選手です。

では、責任を引き受けることができるようになるためには、
周囲の大人はどのようにかかわっていけばよいでしょうか?

私が思うポイントは、「自分で決めさせること」です。

自分で決めたことに関しては、人は自分で責任を持つようになります。

一方、人に決められたことに関しては、
人が「こうしろ」と言ったと、責任を人のせいにする余白が残ります。

ただし、決めさせるという部分で注意点があります。

決めさせたけど、そのあとで口出ししたり、
決めさせたけど、それが失敗しそうになった時に先回りして失敗を回避させたり、
決めさせたけど、それが上手くいかなかった時に被る損失を大人が肩代わりしたり
こういったことをしないことです。

自分が決めたらなにかしらの結果がおこる→その結果から受ける賞罰は本人が受ける。

このサイクルをたくさん経験させてあげることで、徐々に責任を引き受けることができる選手となっていくと思っています。

もちろん大きな失敗を回避するために大人が介入したり、
起きてしまった損失に対して、最後の最後は大人が尻拭いする準備はしておかなければなりません。
(大人にも度胸が必要になります。)

過介入や早期介入が多い環境で、自分で責任を引き受けるという機会が減っているように思います。

トレ塾コーチ
サッカー・フットサルトレーナー
梅田卓也