こんにちは。
一宮・稲沢・北名古屋市開催。動ける体で選手のレベルを上げるサッカースクール、トレ塾です。

「あなたの頑張りは他の人のためになる」

この感覚は、選手が小さいうちから伝えていきたいことの一つです。

多くの選手は、ベクトルが自分に向いています。

これは、精神面の成長を考えても致し方ないことだと思います。

そして多くの選手が周囲への影響を学ぶときは、
「あなたが頑張らないから、周囲の迷惑がかかる」のように、
ネガティブな学び方が多い印象です。

しかしこれでは、前向きに力を発揮することはできません。

伝え方としては、
あなたが頑張ることによって、周囲の人にとってプラスのことが起こるということを、
言い方を変えながら何度も何度も伝えてあげることが大事です。

そうすると、選手は、自然と力を発揮するようになります。

人は、自分自身のために頑張ろうとしますが、自分自身のためには、大きな力を発揮することはできません。

人は、他の人のためには、自分では想像できないくらいの大きな力を発揮することができます。

一番わかりやすい例は、我が子のために頑張るお母さんです。

どんな困難も苦境も乗り越えていきます。

さて、話が戻りますが、
例えば、練習で1対1をしているとします。
このとき守備選手が頑張れば、それは攻撃選手にとってプラスになります。

他にも公式戦などの場面では、サブの選手のピッチ外での頑張りは、ピッチ内の選手に良い影響を与えます。

こういったことをいろいろな例を用いて伝えます。

そうすることで、選手は主体的に頑張りを見せるようになっていきます。

自分のためだけに頑張る人は、頑張りたくない何かの理由が出てきたときにそれに負けてしまいます。

周囲のために頑張ろうとしている人は、ちょっとした弊害、障害があってもへこたれません。
忍耐力をもって頑張りきります。

どんな言葉をもって選手に伝え、
どんな認識を作っていくか?
非常に大事だと思っています。

トレ塾コーチ
サッカー・フットサルトレーナー
梅田卓也