こんにちは。
トレ塾コーチの梅田です。

何事でもより良いものを作っていこうと考えると「形(かた)」というものが大事になってきます。

熟練してくると「形」を自分で作っていくことも可能ですが、
初めは、この形は良い人(先生やコーチ)のやり方を真似た方がよいでしょう。

何かを学ぶ際に「守・破・離」という言葉があるが、この「守」は、形を真似して完全にコピーする時期を表しています。

この「形」という言葉は特に武道・武術の世界で用いられる用語ですが、
サッカーでも仕事でもなんでも使用できます。

一方「形無し」ではいけません。
なんとなくの我流になっており、基礎がしっかりとできていない。
これではレベルの上がるにつれて通用しなくなってきます。

トレ塾のセッションの流れという部分でも、形というものがあります。

これは様々なサッカーやフットサルのチームやスクールの練習から学び、原型を作り、

その後、トレ塾のミッションである「選手の運動能力を高めサッカーの試合で活躍できるようにする」ということを最大限実現できるように試行錯誤して変化を加えていったものです。

中身は細かくなるので載せることができませんが大枠だけまとめてみたいと思います。

トレ塾のワンセッションの流れ

①挨拶

スイッチを自分でコントロールするということを伝え、1回のセッションであればこの挨拶で練習へのスイッチを入れる。

②ウォーミングアップ

体の機能性が高まるものを選択しウォーミングアップをしています。
可動域拡大、軸作り、バランス、怪我予防の要素を入れています。

③体幹

筋トレをたくさんして鍛えるという感覚ではありません。
動きやすい体づくりのために必要な体幹に刺激を入れ次の練習に移行します。

④アジリティーワーク

ジュニア期に力を入れたい練習の1つです。
様々な動きを様々な注意点を意識しながらおこなうことで、「良い動き方」を習得しながら、スピードと動きの機敏さを身につけます。
神経系に働きかけし新しい運動パターンの獲得をしていきます。

⑤1対1

高めた運動能力をボールを使用したサッカーで使えるようになるために、ボールを使った練習もおこないます。
体の使い方でどのような点に注意するかも指導します。

⑥ゲーム

最後に短い時間ですがゲームをします。ここではあまり細かなことは伝えません。
楽しむ、思いっきりプレーするという部分を優先させ、その中で少しだけ気にした方が良い部分だけ伝えます。

⑦ストレッチ

長期的にみた怪我予防のために練習後のストレッチをおこない、それを自宅でもおこなうよう指導しています。
アスリートとしての当たり前も作っていきます。

このように形で実践しています。

しかしこの形は、決まりきったものではなく、選手の変化や伸び具合をみて微調整をおこなっていきます。

このような感じで学び実践し、形というものを作り、それを変化させております。

トレ塾コーチ
サッカー・フットサルトレーナー
梅田卓也